今朝EURO2020のクロアチア対スコットランドを観ました。
グループステージの3試合目で両者勝ち点1しか取れていない状況、勝てば決勝トーナメント進出、引き分けや負けで敗退となる一戦でした。
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前半はクロアチアが先制するもスコットランドが追いつきハーフタイムへ。
後半に入っても緊張感のある試合展開だったんですが、62分、今大会1美しいゴールが決まります。



クロアチアが相手ペナルティエリアまで押し込んだ状況でコヴァチッチが右にいたモドリッチへ横パス。

それをモドリッチが右足アウトサイドひと振りでゴールの左上隅に叩き込みました。


美しすぎる。


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キーパーは全く取れませんでした。

バイオリニストがストラディバリウスを、書道家が筆を操るように、クロアチアの至宝は自分の右足を完璧に振り抜き芸術を披露しました。




右足のアウトサイド、つまり甲を使って押し出すように振り抜くパス、あるいはシュートはTrivelaと呼ばれ、決して多くの選手が使えるテクニックではありません。

有名な選手にリカルド・クアレスマなどがいますが、現代サッカーのトップレベルにおいてモドリッチほど多く、しかも確実にTrivelaを利用する選手はいません。

パスならまだしも、シュート、あるいは直接フリーキックにおいても繰り出すほどですから相当な自信があると言えます。

そして実際、EUROの、しかも決勝トーナメント進出をかけた極めて重要な一戦で何の迷いもなくTrivelaを選択して決めてしまいました。




私はFCバルセロナのクレですが、このゴールは最大の称賛、賛美、評価が与えられるべきです。

言い忘れていましたが、彼は35歳です。もう意味がわかりません。衰えないのでしょうか。

確かな技術があれば体力は衰えてもやっていけるのでしょうか。

そんなことを思わず考えてしまうようなゴールでした。




試合はその後、モドリッチがコーナーキックからアシストも記録し、3-1で勝利しました。クロアチアは決勝トーナメント進出です。おめでとうございます。

スコットランドもお疲れ様でした。



朝から素晴らしいものを見せてもらいました。

それではまた。